商品紹介
古より村上地方に伝わる鮭の逸品
越後村上の鮭漁の歴史は、古くは平安時代までさかのぼり、地域独自の食文化を営々と築いてきました。この「酒びたし」も村上で生まれた鮭文化のひとつ。およそ半年間、日本海の寒風にさらし完全に乾し上げたもので、酒の肴として珍重されております。 日本酒にひたしてお召し上がり下さい。天日塩を使用、着色料・保存料等は一切使用しておりません。
名称 | 又上 鮭の酒びたし 60g | |||
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内容量 | 60g | |||
生産地・地域 | 新潟県村上市 | |||
メーカー | 又上 | |||
JANコード | 4580026920057 | |||
原材料 | 鮭(北海道産)、天然塩 |
添加物 | ||||
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アレルギー物質 | 卵 | 乳 | 小麦 | 蕎麦 |
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落花生 | えび | かに | ー | |
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備考 |
STORY
こだわりの一品ができるまで

鮭の町 村上
新潟県最北の市、村上市は城下町として約400年の歴史を遡ることができる由緒ある町です。町の北を流れる三面川(みおもてがわ)には昔から鮭が上り、貴重な動物性蛋白源として庶民に食され、平安時代には租税として京の都に納められていたとも伝えられています。
古くから鮭とともに歩んできたこの町では、鮭の料理法は100種類を越えると言い、頭の先から尻尾の先まで中骨も皮もエラまでも全て食べ尽くす程に精通しているところですが、何と言っても最も一般的で多く食べられているのは「塩引き」です。
冬場に雄鮭のエラと内臓を取り出した一尾全体に満遍なく丹念に塩を擦り込み、一週間ほど置いたあと水で塩分を洗い流し、そのまま尻尾に荒縄を巻き、頭を下にして寒風に晒し乾燥熟成させるのです。この間に鮭のタンパク質がうま味成分のアミノ酸に分解され、熟成することで奥深い旨味が生まれるのです。この塩を擦り込むことを「塩を引く」と言うことから名前が付いたもので、この塩の引き方や洗い流すタイミング、寒風の当て具合などによって味が変わると、それぞれに一家言を持っているのです。

酒びたし
酒びたしとは、塩引き鮭を半年以上日本海の寒風にさらし、完全に乾し上げたもののことです。鮭の身は赤く飴色のような透明感があり、できるだけ薄く切ったものを日本酒に浸して食べる習慣があります。
寒風に燻されて熟成したような仄かな香りと魚肉に浸み込んだ塩とが日本酒に引き出され、噛むことによって滲み出す、 風が造り出してくれた生ハムにも似たエキスは、日本酒にもビールにも、ウイスキーにも合う逸品です。

会社名 | 株式会社 又上 |
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住所 | 新潟県村上市岩船上町6-24 |
取り扱い商品 | 鮭の酒びたし |
会社紹介 | 又上HP:http://www.iwafune.ne.jp/~matajoe |