したら幸せか”
「人の幸せ」「暮らし方の理想」には様々なカタチがあります。ナチュレ片山では「健康な体と心をつくるお手伝いをさせて頂きたい」と考えます。健康な体の源となる食事、適度な運動、質の高い睡眠、健康な心を育む時間と癒しをもたらす空間づくり―北欧デンマークには、家族や友人とふれあいながら豊かな心と健康な体による温もりのある暮らし方を表す「HYGEE(ヒュッゲ)」という言葉があります。安心安全で美味しい食、目に優しい照明、心に響く音、お気に入りの家具や食器に囲まれた潤いある日常。そんな暮らし方に価値を感じる方々に、厳選した「本物」だけをお届けします。
「食事」は本来、ただ空腹を満たすためのものではなく、健康を維持するために大切なものです。今でこそ豊かになった日本人ですが、その意識については例えばヨーロッパの人々とはまだ大きな差があるように感じます。「食の安全性に対する考え方」ひとつに着目しても、ヨーロッパでは厳しく規制されている化学物質が日本では容認されているというケースが多く見受けられます。「いかにそれらしく見せるか」「低価格で売れるか」という利益の追求は、戦争を経た日本が貧しく物資の乏しい時代であれば仕方なかったのかもしれません。しかし豊かになってからも「利益競争」や「効率優先」から「品質追求」への転換されていない実情があるのは残念です。そうした中で体に影響をもたらす農薬や化学肥料やホルモン剤そして化学合成添加物の使用が一般的になり、手間暇をかけた農産物や製造品などの伝統製法などが失われていったという背景もあります。
日本の食の現状には、このようにコストや生産性を重視するあまり失われてきた健康や美味しさが数多くあります。昔はほとんど耳にすることのなかったアレルギーや成人病、心の健康が損なわれたことで近年引き起る悲しい事件などにつながっているのではないでしょうか。未来を生きる今の子どもたちのためにも日本の食が転換していかなければならない時期であり、私たち大人は子どもたちに「正しい食」体に優しいは美味しいを伝えていかねばなりません。
「健康な体は、毎日の食事から作られています」私たちが掲げているこの言葉には、しっかりとした目で見定めた食品だけを求めていただきたいというナチュレ片山の願いが込められています。