商品紹介
自然栽培米でつくった米粉の麺
無農薬・無肥料の新潟産米粉でつくられた麺は、腰の強さや米由来の旨味、風味が活かされています。汁そばやパスタ風など、工夫次第でいかようにも召し上がっていただける安全安心の美味しい麺に仕上がりました。
10袋の少しお得なセットです。
名称 | 人田畑(おいしいNIIGATA) 米麺 120g×10袋 | |||
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内容量 | 120g×10袋 | |||
生産地・地域 | 新潟市江南区 | |||
メーカー | 人田畑(おいしいNIIGATA) | |||
JANコード | 0400080170950 | |||
原材料 | 米粉(新潟県産)、馬鈴薯澱粉(北海道産) |
添加物 | ||||
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アレルギー物質 | 卵 | 乳 | 小麦 | 蕎麦 |
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落花生 | えび | かに | ー | |
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備考 |
STORY
こだわりの一品ができるまで
「おいしい」=「たべもの」+「かんじょう」
「人田畑-ひとたはた(旧おいしいNIIGATA事業創造組合)」は2017年に、新潟市近郊の18軒の自然栽培農家が集まり発足した生産者団体。自然栽培を志す新規就農者に自然栽培のベテラン農家が指導するところからスタートし、それがいつしか勉強会に派生。交流を深める中で販売、営業、出荷などをともに行う協同組合へと発展したものです。
「世界一おいしいごはんが食べられるNIIGATAをつくる」というブランドミッションを掲げています。果たしてメンバーの考える「おいしい」とはどういう概念なのでしょうか。ちょっと哲学的な話ではありますが「人田畑」は「おいしい」をこんな風に考えます。
「おいしい=たべもの+かんじょう」
たべものの向こうに体験やエシカルなストーリーなどが見えることで、どんな高級食材にも勝る「おいしい」になる。そのために組合はさらに目標を共有します
①多様な生態環境を学び復活させる
②愛情豊かで栄養豊かな健康でおいしい食べ物をつくる
③田畑を人の輝くハレ舞台にする
生物多様性を持った農地へ
現在も「自然農法」という言葉の解釈は様々です。組合の標榜する「自然農法」は、「奇跡のリンゴ」で有名な木村秋則さんの考え方「リンゴの木はリンゴの木だけで生きているわけではなく、周りの自然の中で生かされている」が元になっています。人も虫も植物も「生態系の一部」と考えたとき、農作物をつくる田畑もそれらで共有されるべきもの。一方で人間は農産物の生産性を上げるため、農薬で他の生物を駆逐し、化学肥料で土壌に影響を与えてきた歴史があり、昔のようにあらゆる動植物が生息する農地がなくなったことも事実。昔のような「すべての生き物のハレ舞台」に戻したい、という考えが彼らの根底にあるのです。出た答えが生態系に影響をおよぼす農薬、肥料(有機肥料、化学肥料にかかわらず亜硫化窒素を放出し、温室効果は二酸化炭素の300倍と言われる)の不使用。
新潟市郊外にあるメンバーの一人、たなか農園さんを訪ねる機会がありました。周囲に慣行栽培の圃場がひしめく中で、周囲を雑草に覆われたたなか農園の圃場は一目瞭然でした。これも「雑草も田んぼを豊かにしている」という彼らの考え方の体現だと言えます。
この時も中耕除草機で田の中の雑草を取り除く作業の真っ最中。除草剤を使う慣行栽培であれば必要のない作業、これはこれで大変な労力なのですが、作業に従事するメンバーの顔にはキラキラの笑顔があふれていました。
「田畑をハレ舞台に」という意味に触れた気がします。
体が求めるお米の味
「人田畑」は新潟市近郊の18の農家で構成されています。
コシヒカリはご存知、コシ、粘り、ツヤとも一級品。健康な土壌から与えられた滋味を感じますし、美味しさに加えて無農薬・無施肥で育ったお米は体の中にスッと入ってくるやさしさを感じます。こういうお米を体が求めているのだとしたら「人間もまた自然の一部」をあらためて実感する想いです。
亀の尾は左党には「幻の酒米」として知られていますが、食米としてのポテンシャルはさらに高いものです。コシヒカリ、ササニシキ、ひとめぼれ、つや姫など代表的なブランド品種のルーツであり、今ふたたび注目を浴びています。明治年間に山形の篤農家によって発見されたこの品種は味の良さから広く栽培されていましたが農薬や化学肥料を使用する近代農業に合わず徐々に姿を消していったとのこと。自然栽培によって幻のお米が現代によみがえるというのも興がのりますね。
会社名 | 協同組合 人田畑 |
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取り扱い商品 | 米、野菜 |
会社紹介 | 協同組合 人田畑HP:https://oishii-niigata.com |